コロナ禍のこともあり、「トイレの手洗いをもう少し手が洗いやすいように工夫したほうが良いのでは」とお母さまにアドバイスされたこと、
また、洗濯機の排水の不具合や、洗面脱衣室の収納を充実させたい、お風呂が広すぎる、男性用の小便器がいらないなど、
普段からお悩みごとをかかえいらっしゃったこともあり、この際だからとリフォームを決意されました。

北欧テイストがお好みとのことでしたので、
壁クロスにはフィンランドのテキスタイルメーカー「フィンレイソン」のグレーのクロスをご提案。
天井は、グレーと相性の良いイエローのクロスで仕上げ、床はヘリンボーン調であわせています。

トイレの手洗い器にはカクダイの「白豆」を、トイレ本体はTOTOのネオレストRHを採用し、
全体的に丸みを帯びたフォルムでかわいらしい印象になりました。

手洗い器は、水廻りに適したメラミン材で造作したカウンターに設置することでお掃除もしやすくなっており、
両サイドには石鹸や小物を置くことができるスペースも確保しています。

手洗い器の上には、緑の帽子が特徴的な北欧のキャラクターのデザインのペンダントライトをご提案したところ、即採用いただきました。
サイズ感が少し大きいかもしれませんがたのしみですね…と完成までドキドキワクワクしていましたが、
実際に設置してみるとサイズ感も問題なく、とにかくかわいい…！
北欧ナチュラルテイストなトイレ空間になりました。

ユニットバスが1人で入るには広すぎて、お掃除も大変だったというAさま。
1.25坪あったユニットバスを1坪サイズへ変更し、洗面室部分を広くして収納を充実させました。

洗面化粧台はシンプルで清潔感のあるパナソニック シーラインを採用。
カウンターを伸ばしたレイアウトも検討されましたが、
お仕事柄使うことの多いタオルを収納、すぐ取り出して使うことができるよう、サイドにはオープンのトール収納を設けました。
もともと、サイド収納を設置する位置に鉄骨の柱型の出っ張りがありましたが、あえて洗面化粧台を設置する面全体の壁を柱型分手前にふかすことで、小物を置くことができる小さなカウンターをつくりました。
花瓶などを置いて飾ってもおしゃれで素敵です。

ユニットバスはTOTOのサザナを採用。
ジェットバスや浴室暖房、洗面所暖房も設置し、これからのおうち時間を快適に過ごせそうですね。

浴室・洗面室は全体的にAさまお好みの水色で内装を統一。
お打合せ中もご要望や内装のイメージなども具体的に伝えてくださり、
Aさまらしい素敵な水廻り空間に生まれ変わりました。