戸建/和風/ナチュラル
主人も私も高齢になり、床に段差があったり、手すりもなかったり、現状のままでは暮らしていけないなと感じていました。
腰をいためてしまい、本当にしんどかったときは、
「このまま悪くなったら車椅子や施設でのくらしになるのかな」と諦めた時もありましたが、
「10年でも生きられたらリノベーションした甲斐があるし、今しかない」
と今後の生活を前向きに捉え、リノベーションをすることにしました。
また、両親にいただいた財産を、受け継いだこの家をよくするために使うのであれば許されるかな、と思ったことも理由の一つです。
バリアフリーでないことはもちろん、タイルのお風呂が古くなり、柱も外から見てわかるくらいボロボロになっていたことです。
また、子供や孫たちが集まれるような広いスペースがなく、遊びに来た孫たちに、隙間風のある2階で寒い思いをして寝てもらっていたことも気にしていました。
築年数の経った家なので、耐震のことも気になっていました。
もう1社さんに先に相談をしていたのですが、「イベントがあるから行ってみたら」と知り合いに言われたことがきっかけでサーラさんにも相談してみることにしました。
「予算に限りのある中で、耐震面でもこの家を良くしたい」という私たちの思いを汲み取り、制振工法を提案してもらったのが決め手でした。
また、担当の方々の第一印象もよかったです。
初めてお会いした時に既にプランをつくって持ってきてくれたのですが、まだ直接会っていないのに私たちにすごく合ったプランだったのもびっくりしました。
生活動線の良さとバリアフリーを徹底しました。
これからのくらしを意識し、間取り変更で寝室をトイレや玄関廻りから近い場所に。ヒートショックにそなえて内窓・断熱サッシの取付で断熱も意識しました。
また、家族みんなが集まって、ワイワイ楽しめるような空間を想像しながらリノベーションの打合せをしていました。
開放感があってリラックスできるし、広いお風呂に入りながら脚がのばせるのもとても気持ちがいいです。
また、動線がラクになったので、普段の生活でもくらしやすさという点で喜びを感じています。
リノベーションのおかげで、元気に長生きするための心構えができました。
「からだも不自由になってきたし、もういいか…」と思っていましたが、できるだけ頑張りたい、と思うようになりました。
親身になって相談に乗ってくれる会社を見つけることが大事です。
検討している中で予算オーバーなことや施工的にできないということはたくさんあります。
その際に門前払いせず、まずは話を聞いてくれて、別の方法で目的を叶えられるよう代替案の提案やアイデアを出してくれる会社に頼むことが、リノベーションを成功させるのに大事なことだと思います。