戸建(エクステリア)/ヨーロピアン
自宅の隣の土地が売りに出されたことです。
隣の土地に面したダイニングキッチンが、南東向きで日当たりがよかったのですが、もし建物が建ってしまうと日当たりが悪くなり暗くなってしまうと考えました。
すごく悩みましたが、土地を購入し、どうせならばもともと好きなガーデニングを楽しむこともできるようなお庭をつくろうと思いました。
ガーデニングを楽しむことができるのはもちろんですが、サーラさんで素敵なリフォームをしていただいたダイニングキッチンから眺められ、くつろぎの延長になるようなお庭にしたいと思っていました。
以前サーラさんにダイニングキッチンのリフォームをしていただきましたが、ちょうどその頃から土地の交渉を始めていました。
サーラさんでもお庭をつくることができると聞き、普段のガスでのお付き合いや、担当の方々もよくしてくれていたこともあり、サーラさんにお願いすることにしました。
旅番組などでイングランドのコッツウォルズの街を見た時から、街並みにあこがれがありました。
今回は、その街の雰囲気をお庭にとりいれたかったので、コッツウォルズストーンをベースにしてお庭のプランを考えました。
部屋からお庭を眺めていると、日々お花や緑の変化が感じられ、どことなく単調だったくらしがワクワクする豊かなものになりました。「お庭は生きているな」と感じます。
ガーデニングは自分でお庭を成長させることもできますし、どんなものを植えようかな、と考えるのも楽しいです。
朝起きて、コッツウォルズストーンの石垣のベンチに座りながらコーヒーを飲むのも最高です。
お庭をつくったことで、ご近所さんとの新たなつながりもできました。石を使ってお庭をアレンジしたり、DIYをしてみたり、お互い感化されながらガーデニングを楽しんでいます。
コッツウォルズストーンの石垣:
職人さんが何日もかけてつくってくれました。完成していく過程をみているのも楽しかったですし、石をパズルのようにきれいに組み合わせていくのは、圧巻の職人技だなと思いました。ベンチにもなり、ひとやすみするのにもぴったりです。
また、雨が降ると、雨に濡れて石の色が変わるのも、風情があって素敵です。
家の中でなにか一つでも不都合があったら、そこをきっかけに一歩踏み出すのが良いと思います。
リニューアルしたりなおしたりすると気分が一新し、「やってよかった」と絶対思うはずなので、やるかどうかで迷われている方がいたら、踏み出す勇気を持ってほしいと思います。
今回、土地を購入してお庭をつくるという一大プロジェクトで、わたしもすごく悩みました。
最終的には「通帳眺めててもしょうがないよ、自分のために使わなきゃ」という親戚の後押しもあり一歩踏み出しましたが、自分の選択は大正解だったと思っています。