両親の住まいを受け継ぐ 耐震補助金リフォーム
Data施工詳細
施工エリア |
蒲郡市 |
建物タイプ |
戸建て |
施工箇所 |
耐震、キッチン、浴室・バス、トイレ、洗面、外壁・屋根、外構・エクステリア、リビング、ダイニング、洋室、和室、造作家具、インテリア、玄関、内装 |
家族構成 |
一人暮らし |
耐震と合わせた間取りの見直し
ご実家を受け継ぐことになり、これからを安心して住まうために耐震診断を受けたHさま。
耐震結果が0.14と耐震性にかなり不安があったため、耐震リフォームを行うことにしました。
住まいの耐震化と共に、年齢を重ねた時にも安心して住まえるよう間取りも見直しました。
普段の生活がお忙しいHさまのため、家事動線が短く、
そして来客スペースである和室の確保とプライベードスペースであるDKを分けられるよう
廊下で区切り、寝室と和室は繋げて使用できるよう配置しました。
コンパクトだった浴室や洗面、トイレも十分なスペースを確保し、収納スペースも確保しました。
敷地の関係上、明りが入りにくいキッチンには天窓を新たに設置しました。
昼間は照明がいらないほど明るく、さわやかな光が差し込みます。
長身なHさまに合わせた、キッチンの高さを選ぶことで、体に負担無くお料理が楽しめるようになり、
吊戸のない解放感のあるDKが実現しました。
玄関は2枚片引戸に取替え、開口を広く取れるようにしています。
また、下駄箱を壁に埋め込み、DK側にはチョイ置き用のカウンターを設けました。
チョイ置き用のカウンターは、ご家族で使っていたダイニングテーブルを加工したものです。
下駄箱上の室内窓も、改修前の窓ガラスを再利用して格子窓に加工して取り付けました。
ご家族で使用していたテーブルや、窓ガラスが、普段目にすることのできる場所に残ることで
懐かしさと安心に繋がっています。
カウンターも室内窓も実用面でも活躍しています。
今回の改修で、1階を1.0以上に耐震化する段階的耐震化リフォームを活用しました。
耐震の評価値は1階を1.37に引き上げすることが出来ました。
また、外壁の張替と併せて、2階の金物補強も行い、
今後2階の内部改修を行うことで住まい全体を耐震することが出来ます。