夫婦の時間を大切にするくらし
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Data施工詳細
施工エリア |
豊橋市 |
建物タイプ |
戸建て |
施工箇所 |
キッチン、浴室・バス、トイレ、洗面、リビング、ダイニング、洋室 |
家族構成 |
2世帯以上 |
構造 |
木造 |
築年数 |
築40年 |
工事費用 |
1200万円 |
その他 |
リクシルリフォームコンテスト2015 ストーリー賞 中部支社優秀賞受賞 |
夫婦の時間を大切にするくらし
家族の生活の変化に伴い、使用していなかった和室の続き間を有効活用するべく、
親夫婦のための1ベッドルームリビングを設けることを考えました。
・子世帯と共有しているLDKでは家族の楽しい団欒を。
・夫婦だけのリビングではゆったりとくつろぎ。
この先を見据え、考慮すべき健康面やくらしの在り方を考える上で最良の選択となりました。
昔ながらの和室の続き間は日中の光が入りづらく暗く感じる空間でした。
物置スペースとなっていたその部屋をこれから過ごす快適な寝室とリビングにする為にまず光の拡がりと風の流れ方、室内の温度を調べました。大きな腰窓は3か所あったものの、外部の庇の出や室内の聚楽壁も暗く感じやすく、漆喰壁に塗り替えました。
床は寝起きのしやすいベッドを置くことを考えてフローリング貼りとし、床暖房を設置しました。
愛着のある我が家がこれからの夫婦のくらしを変える
ご主人様が既存の和室柱や竿縁天井に愛着を持たれていた為に、和の要素を残したモダンな和洋室へとイメージを変えました。
床の間や押入れは、クローゼットや本棚に変化させ、ご夫婦が使いやすいように収納を設けました。
また柱や長押や竿縁天井は柿渋を塗装し、重厚感を増しました。
敷地外に道路がありますが既存の車庫の壁が道路の喧騒をさえぎり落ち着いたリビングとなり、その窓からふと外に視線を移すとそこには坪庭があり、癒しの空間となっています。
寝室は冷暖房時に間仕切る両引き戸を備え、普段は開放的にしてありご夫婦それぞれの過ごし方に合わせてベッドを配置し、低めの家具で仕切ることで各々のプライベートスペースができつつもお互いの存在感は感じることができる配置です。
寝室から夜間トイレに行きやすいように、ベッドからトイレ一直線の位置で10歩以内の近さに配置し、夜間は足元をフットライトを設け、非常時には防犯灯になります。
ご夫婦の健康に配慮した家電用の電源は位置や高さ、数を細かくヒヤリングし住まう人が使いやすいように設計しました。
お互いをおもいやるご夫婦の愛情あふれる空間となりました。
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