先日、磐田市にある旧赤松家という明治時代の建造物を見に行って来ました。
建物はレンガ積みと漆喰から出来ています。
入口には玄関扉の両側に門番が待機している部屋があり、住んでいる方の地位の高さが窺がわれます。
この建物は赤松 則良という方の邸宅で、勝 海舟や福沢 諭吉と共に咸臨丸でアメリカに渡り、その後「造船の父」と言われた偉い方のお邸です。
現在は記念館になっていて、勝 海舟が書いた額や徳川家16代当主(徳川 慶喜が15代の将軍です)徳川 家達の書も展示されています。
また赤松 則良の長女が森 鴎外の最初の夫人であった事が記されていました。
これからの季節、建物内の壁が漆喰になっており、ひんやりとして気持ちも良くなります。
今回、実は隣接する 天宏 さんという和食のお店に行くのが目的でした。
料理もおいしく、古民家風の建屋は落ち着く事の出来る大変良いお店です。
時間の有る時、どうぞ一度足を運んでください。
ここのところ、弊社にも漆喰壁等のご相談をいただく事が時々有ります。
部屋が心地良い空間になります。
宜しければお問い合わせください。