節水だけじゃない「トイレリフォーム」の考え方～リフォーム・インテリアのことならサーラ～

2022/11/08

節水だけじゃない「トイレリフォーム」の考え方～リフォーム・インテリアのことならサーラ～

みなさん、こんにちは。
今日は、改めてトイレについてブログを書いてみたいと思います。

私が営業担当をしていた時、トイレリフォームを勧める理由の第一位は「節水」でした。
10年ほど前のトイレは、洗浄量が1回につき13Lだったのが、現在のトイレは最小で3.0Lまで節水となっており
13Lの場合と比較して約70％節水となるようです。
毎日数回×家族人数分、必ず使われるトイレをリフォームする上で、節水はもっとも外せないポイントだと思ったからです。

しかし、お客さまからいろいろなお話を聞くたびに、ご家庭や個人によってトイレでの過ごし方は様々だなと感じております。
そこで今回は、トイレをリフォームする際に考えておきたい「節水以外のポイント」をご紹介したいと思います。

個人のお宅のおトイレは、だいたい0.5坪か0.75坪、広いお宅で1坪といった広さではありますが、

・大柄な家族がいるので、少しでも小さいトイレにならないか
・ウォッシュレットの強さに拘りがある
・予備のトイレットペーパーや小物、掃除用具、置いておくと便利だけど、狭くてごちゃごちゃしてしまっているのが悩み
・掃除しても掃除しても匂いが気になるのでなんとかしたい
・父が毎朝トイレに30分は籠るので、トイレを暖かくしてあげたい
・1階はお客さまも使うので、明るいトイレにしたい

こんな風に、ご家族や性別、使い方によってこの小さな空間でそれぞれの過ごし方や悩みがあるようです。
すべて書ききれませんので、お悩み別におススメポイントをご紹介すると、

①小物や掃除用具、予備のトイレットペーパー等収納に悩みがある方
　コーナー部分に壁付けの収納を設けたり、収納付きトイレがおすすめです。
　下のトイレは、トイレのタンク部分が収納の中に隠れており、横の収納が増える上、
　タンク付きトイレなのに一見タンクレストイレに見えるという、デザイン的にもスッキリとすることができます。
　

②シャワートイレに拘りがある方
　トイレリフォームで見落しがちなところですが、意外と拘りがある方が多いと感じています。
　トイレは家族全員が使うのものですが、トイレは超！プライベート空間。
　その使い方はご家族でも知らないことが多いのではないでしょうか。
　なんとなくリフォームしたけど、実は水圧強めが良かったとか、
　痔の方がいらっしゃって温風乾燥を常用されるだとか、
　夜中にトイレに立つ方が多いけど省エネも気になるので瞬間暖房便座がいいとか・・・。
　超プライベート空間でその使い方・過ごし方を家族ですら知らないからこそ、
　家族全員がどういう使い方をされているか、事前にしっかり確認した方が良いと感じています。
　シャワートイレの機能によって金額は変わってくるのですが
　毎日使うものならリフォームしてから不満を残さないように、カタログやショールームできちんと確認し、
　ベストなものを選んでおきましょう。
　ちなみにLIXILには、おしりターボ洗浄という通常の洗浄吐水量の約1.2倍の強さのシャワートイレもあります。

③床や壁の匂いが気になる方
　一説では、男性の方が立って用を足す場合、尿の跳ね飛びは7,000滴以上とか。
　トイレの座面の裏側は男女問わず尿飛びがする部分で、各メーカーもその部分については商品開発に力を入れていますが
　床や壁に飛び散った尿の染み込みを抑えてくれる床材や壁材があります。
　TOTOのハイドロセラというセラミックタイルで、抗菌・抗ウィルス効果を進化させた床材です。
　公共の場で使われることもありますが、ご家庭の床に使われるのもおすすめです。
　また、嫌なニオイを脱臭してくれる効果のあるLIXILのエコカラットというタイルもあります。
　トイレ空間なら1㎡程度貼っておけば十分効果があるそうです。
　どちらもデザイン性も高いものもありますので、気になる方はぜひご検討ください。
　

いかがでしょうか。
ひとえにトイレといっても、家族一人ひとり使い方やご家庭ごとにお悩みが全然違いますよね。
リビングサーラでは、家族全員の使い方やお悩みを確認させていただきながら
ベストなプランをご提案しています。
節水だけでなく、トイレ空間をもっと素敵に、安らげる空間にしたい！という方は、ぜひご相談ください！

＞余談ですが、TOP画面の金色のトイレはLIXILの研修センターに置いてある「黄金のトイレ」です。
　中国の万国博覧会の時に展示したもので、非売品ではありますが、当時とても人気だったとか。
　そのほかにもスワロフスキーを散りばめたトイレなども展示されており、とても面白かったです（笑）