皆さま、こんにちは!
リフォーム本部の鈴木(芳)です。
最近は朝・夕とだいぶ冷えるようになってきましたね。
コロナは落ち着いてきましたが、風邪などを引きやすい季節になってきますので、くれぐれも体調管理にお気を付けください。
さて今回は”真空ガラス”について説明させて頂きます。
『真空ガラスとは??』
その名前の通り2枚のガラスの間が真空になっているガラスのことです。
『複層ガラスと何が違うの?』
真空ガラスも複層ガラスの仲間ではありますが、通常の複層ガラスは中空層が空気だったり、アルゴンガスが封入されるなど何かしらの機体が入っています。
それらの気体などが入っていない複層ガラスを真空ガラスと言います。
『真空ガラスの断熱性能は?』
複層ガラスの中でもトップクラスです。一般的な1枚ガラスの断熱性能は、約6W/㎡・Kと言われています。そして、真空ガラスの場合は、約1.4W/㎡・Kです。この数値は小さいほど良い(熱を通さない)ので、真空ガラスの性能は1枚ガラスの約4倍の断熱効果があります。ちなみに、複層ガラスの中でも断熱効果が高いと言われているLow-eガラスは約2.5W/㎡・Kですので、約1.8倍真空ガラスの方が断熱効果が高いのです。
あまり数値ばかりでもわかりにくいので、簡単に説明しますと、真空ガラスの原理は魔法瓶と同じなんです。魔法瓶水筒は外筒と内筒の間が真空状態になっていますので、温かい飲み物や冷たい飲み物を入れて長時間放置してもほとんど変わらないですよね。その魔法瓶水筒のガラス版が真空ガラスだと思って頂けるとわかりやすいかと思います。
ただし、サッシの場合、フレーム等の部分がありますので、そこから室温は変化してきます。また、熱の放射と呼ばれる物体から発せられた熱が他の物体に移動するという現象が起こるため、全く温度が変わらないというわけではありませんので、そこは注意が必要です。
また、真空ガラスは断熱効果と共に、結露防止効果の高いガラスと言わています。他の複層ガラスも結露防止効果は高いですが、中空層が真空になっている分、より高い結露防止効果が期待できます。ただし、使用している環境によっては真空ガラスを使用していても結露が発生してしまうことがあります。サッシが普通のアルミサッシの場合は、サッシ部分に結露が発生することがあります。
断熱性能・結露防止効果の双方におけることですが、より高い性能を期待される場合は、ガラスだけではなく、サッシ自体も断熱性・結露防止効果の高いものに交換することをお勧めします。さらに空間として断熱性能を高めたい場合、居室であれば床・壁・天井に断熱材を入れ直してあげるととても良いと思いますし、浴室であれば最新のシステムバスへの取替え工事も行うと良いと思います。ただし、工事範囲が増えたり、より高性能にしようと当然コスト(費用)が上がってしまいます。リビングサーラでは、サッシのガラス交換から断熱改修工事まで、幅広く対応しております。お客さまのご予算やご要望に合った提案をさせて頂きますので、気になることがございましたら、お近くのリビングサーラまでお問合せ下さい。
最初の話に戻りますが、今回伝えたかったポイントは”真空ガラス”です。サッシをリフォームをご検討される際は、選択肢のお一つとしてお考え下さい。今回の内容が皆さまがリフォームをされる上で、少しでもお役に立てれば幸いです。
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