アートとくらす

リビングとダイニングの間の建具に明り取りがないため、建具を閉めた場合でも光を取り入れつつ、一体感のあるＬＤＫにしたいという想いが今回のリノベーションのきっかけでした。

新婚当時家具を購入したのがサーラさんとのお付き合いの始まりです。その後自宅の改修工事も設計やデザインの相談がしやすいサーラさんにお願いしていたので、今回も迷うことなく工事を依頼しました。

建具のデザインをどの様にしたら良いか、特にガラスのデザインのイメージが湧きませんでした。
家にある絵画をモチーフにして建具に組み込むことも考えましたが今一つ想像がつきませんでした。また照明をどのようにしたら建具を良く見せられるのか悩んでいました。

今回のリノベーションでは建具のガラス部分のデザインが最重要な点であると思い、他県のガラス工房まででかけて気に入ったものを探しました。数多くの商材が有り、なかなか思ったものを見つけることが出来ませんでしたが、最後に今回採用したデザインに巡り合えてよかったです。

キッチンの天井のクロスです。

デザイナーさんに勧めていただいた円を描いたクロスは、リビングからガラス越しに見た時、特に良く見えます。

建具の上部に取り付けたＬＥＤ照明を点けたとき、照明の光がガラスを照らし、模様の陰影が幻想的な雰囲気で、大変気に入っています。

どの様な些細なことでも工事に携わる人たちに相談されると良いと思います。いろいろな経験をされていますので思い悩んだ事についてヒントや答えを出してくれる場合が多いです。自分で考えるストレスが軽減され、家族間の意見の相違も調整してくれます。